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尺八のすべてに向き合う

今回のお相手

遠藤晏弘尺八工房の尺八製管師、演奏家の遠藤鈴匠さん。製管師として、また演奏家として、尺八の魅力を広く発信されています。「尺八のすべてに向き合いたい」という遠藤さんの意気込みを伺ってきました。

作品一覧

翔(2尺)

翔(一尺8寸)

調(一尺6寸)


ごまかしのない 本物の尺八づくりを



遠藤鈴匠氏:
お客様は昔からの方から、ウェブサイトを通して知ってくださった方々まで様々ですが、全国からご注文を頂いています。そうしたお客様への製作、修理を通して学ぶことも多くあります。また、やはり吹く人あっての尺八なので、そうしたお客様の反応が自分の喜びになります。

うちは1本の竹で、一本の尺八を作っています。歌口も水牛の角。中の下地は漆と砥之粉を混ぜたものを使っています。そのいずれでもない材料を使った尺八が世の中にはたくさんありますが、うちは本物にこだわり伝統の方法を守っています。

――伝統を守った本物を作り続ける。



遠藤鈴匠氏:
ただ伝統を守るのでなく、「なぜ竹を使うのか」ということを考えながら日々、尺八に向き合っています。伝統を受け継いでいく中で、自分の色を盛り込んでいきたいですね。今はまだまだ学びの途中ですが、そうして日々学んだことを、仕事に、そして演奏に活かし、皆様に、本物の尺八を届けたいと思っています。

(取材・文 沖中幸太郎)

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